応援メッセージありがとうございます


この日本の危機的事態で、原発最稼働など信じられません。
もうだまされない。事故が起きても、東電も、環境省も保安省、安全委員会も、官僚も、国も、だれも国民を守ろうさえしてない。補償は少なく少なく、税金で国民全員で国民を支えるしかない。

この後に及んで、やらせの実態。
責任逃ればかり。
断じて反対します。
この世に命より大切なものはない。
私達の声を届けて下さるみなさまを応援しています。みなさまの行動にこころから感謝申し上げます。ありがとうございます。


2011年09月30日
子供達に未来を(福岡県)


玄海原発再開に反対している団体を探して辿りつきました。
ご存知かとも思いますが、九電はやらせまで使って再開させようとしているようです。
以下をご覧ください。

赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-02/2011070201_01_1.html
個人ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/zuruzurubettan/diary/?act=viewone&d_date=2011-06-25&d_seq=0000&iphone=pcpage#comment

このようなやり方に腹が立ってなりません。
再開より前に、危険と言われる1号機の停止と廃炉が先ではないかと思っています。
大変とは思いますが、がんばってください。


2011年07月03日
つぼにゃん


初めまして、私は世界中の原発が止まるのを祈っています。私は佐賀の唐津市出身で、玄海の事を聞き驚きました。福島も未だ解決していないのに。。。そして以前ロシアのセルノビーの二ースであれから25年たち当時生まれた子供達が大人になり出産しました、4人に3人は奇形児です、頭が体の3倍位に、目も見えなく声も出なくでも解ってる。、私は息子や孫達が奇形児を抱いてウロウロする姿を想像するだけでゾーとします。これだけは避けたいです。聞く所、もう既に問題のある原発で若し何かあったら大阪まで被害が起こると。。。。日本の半分が死にます皆さん協力して再発しないよう戦いましょう。


2011年06月28日
OTANINOZY



皆様の日頃のご活躍に応援と感謝の気持ちでいっぱいです。

個人的で、非力ではありますが、先日、古川知事充てに直接玄海1号機、および、プルサーマル原子炉の停止、廃炉を求める意見要求をさせていただきました。署名の情報も広めさせてもらってます。

福島第一原発事故以降、原発問題はもう限界点を超えてしまいました。玄海原発の問題も、佐賀県だけのことではなく、
1人1人が全世界共通の問題として考えるべき時なのです。

佐賀県は被災者の受け入れにも特に力を入れている県です。
素晴らしいです。しかし玄海原発1号機の老朽化問題、プルサーマルの問題があることで、支援活動に力を入れておられる皆さんの努力は削がれてしまいます。「原発があるから移住できない」という被災者の声が多いとも聞いております。 

被災者に、精神的苦痛、また新たな事故によって3度目の地獄を味あわせる事など絶対許されるべきではないとも思います。

このことを報道でも大きく取り上げるべきです。原発によって支援、復興への思いが削がれている最たる地だと。

玄海原発で勤務されておられる方、そのご家族にも、代替エネルギーによって安心できる暮らしと、新たな雇用を生み出した例がいくつもあることを知ってもらわねばなりません。

そして皆で考えていかなくてはなりません。福島原発の収束、被ばく問題、福島県民の支援が一向に解決に向かわない中で、国は「責任はすべてとる」などと言えたものではない。

困難は続きますが、私も粘り強く声を上げていきたいと思っている次第です。


2011年06年24日
匿名希望



こんばんは、初めての応援メッセージになります。
福岡在住の川崎と申します。
私は5月24日に九電宛に書簡を提出していますが、
その答えは未だ頂いていません。
また地元福岡の西日本新聞の6月8日付けの記事によると、
玄海町長が「再開同意」をしたと書かれていて驚愕しています。

3.11の惨事の実態を知っての決断だとすると、
常軌を逸した決断ではないかと思っています。
もし、それなりの判断で同意されたのであれば、
万一、事故などが起こった場合に発生する補償問題、
損害賠償などを引き受ける覚悟があるのだろうかと。
この件に関しては「佐賀新聞」の質問応募に投稿しています。

確かに雇用などの問題も理解はしますが、
単に企業と受け入れ地域だけの問題ではなく、
核の拡散となれば広範囲の地域が被害に遭います。
今すぐに脱原発は難しいにしても、
3.11の教訓の教訓を活かさなかったら、
学ばない国民国家として日本は厳しい立場に立たされるのではないでしょうか。


2011年06月11日
川崎順哉


玄海原発、必ず止めて下さい。 福島原発による首都圏の汚染は軽くありません。政府発表の三倍位放射線量高いです。皮膚・爪・のどの炎症、軽い健康被害もう出ています。植物は冬がれのよ うになっている箇所があり、今年桜は枝先には花が付かなかったです。街全体赤みがかり放射能入り雨水の為と思われます。空の色もぎらぎらして、気候も変で す。 全国モニタリングポストの値をみると原発からは確実に普段から放射能漏れてます。知らないうちに汚染されてました。そして事故になったら終わりです。 自分の故郷が汚染地になることは本当に悲しいです。信じられないくらいつらいです。 原発はものすごく効率が悪く本当に危険なだけの代物と今回初めて知りました。いままで知らずにのほほんと過ごしてきたこと反省してます。つじつまの合わな い計算をしたり文献をごまかし国民をだます人たちに負けないで頑張ってください!! 安全神話は全部ウソでした。 絶対なくしたほうが良いです。 私もこれから反対していこうと思っています。 代替えエネルギーは本当はいくらでもあり実際に使われ始めています。企業は自家発電を使い始めています。もう大きな施設はいらないのです。蓄電池と小発電を組み合わせればすぐに出来るはず。料金も安くなります。 頑張ってください。


2011年04月21日
南関東在住


玄海原発が、怖くてなりません。
日本の政府も、電力会社も後手後手で、信用なりません。

私は、ただただ、佐賀という地で、安心して暮らしたいだけなのに・・・。
子供達の未来を守ってください。
この、事故以来体調も悪く・・・。

こんなに、危機管理が、ない中で、怖くてなりません。
頑張って、下さい。応援しています


2011年4月1日
匿名希望


玄海原発が廃炉になるよう願っております。
佐賀県知事に廃炉の要望書が出せればいいのですが。
玄海原発は偏西風の風上なので、万が一の際は日本全国が放射性物質に汚染されてしまうと思います。恐ろしいです。
また、核に頼らない電力供給方法も考えていかないと行けませんね。
活動頑張ってください。


2011年3月20日
まんさい

いよいよ、今日を迎えましたね。


法は真実を見抜き、不正を裁く・・・!!


当然であるべき人間社会の仕組みがまっとうに図られる事を切に願います!!


皆様の勇気と努力に敬意を!!


皆様の魂からの行動は、世界中の生きとし生きるる者に命と(放射能の危険からの回避)


勇気を(国民の意思を無視した官民一体政治への警告)を与えます!


正義に勝利を!!!


2010年8月9日
長峰 直子
空と海の放射能汚染を心配する市民の会(東京都)

I am a Korean citizen.

The news of the starting the using MOX fuel in one of the reactors in the Genkai plant in Kyusu area is worrisome in the senses that the use of the MOX fuel increases the risk and scale of severe incident; and that spent MOX is extremely dirty.

I also want to express my heartfelt solidarity to people in the Kyushu and Japan who plan a legal action against the starting of using the MOX fuel in the plant. I remember that by last November, the people in the area so strongly acted with the domestic and international petition, sit-in protests, vigil rallies that gathered more than 460,000 people’ attention who signed to the petition not to use the MOX fuel in the plant. I truly respected the move and strongly support our sisters’ and brothers’ will to save their hometowns and lives that can’t speak upon this danger that would destroy the ecology system of the whole area and bring out the cancers for human beings.

From 2003, for two years, the people in Buan, Jeollabuk-do have strongly resisted against the South Korean government’s attempt to have the nuclear waste storing facility in their area, and could finally succeed after hard struggles such as road occupation, protest on the sea, and students’ denial to go to school. During the struggle, their slogans finally reached to that of ‘conversion of the national energy policy.’ And after the success of their protest, they built the solar power with their own power, even though small area, to support their claim.

The resistance against the nuclear energy and plant is universal and I truly hope the success of the Kyushu people’s legal action against the use of MOX fuel can be an example to brighten the world.

My and concerned Korean citizens’ another concern could be this: The experiences in the Genkai nuclear plant nearby Korean peninsula could be used not only to export Japan’s high nuclear energy technique to other countries but to also arm the nuclear weapon industry in Japan that could be the high threat to both of the Japanese citizens and other Asian countries.

According to Agence-France article on July 26, 2010, based on the Yomiuri Shimbun and Asahi Shimbun, a Japanese government panel would ‘recommend that Japan relax longstanding defense guidelines to prepare for "contingencies" in the Korean Peninsula and Taiwan Strait.’

http://www.defensenews.com/story.php?i=4724246&c=ASI&s=TOP

The report also says the panel ‘also proposes lifting outright bans on development and possession of nuclear weapons and their transportation to Japan, which could stir controversy in the officially pacifist nation.’

The use of MOX needs reprocessing facility of spent fuels, which has already started working in Aomori prefecture, and that massive handling of plutonium there may eventually causes the temptation of nuclear armament, or rather, someone may have deliberately planned MOX for that purpose.

It is a dangerous mode and I cannot but wonder about the starting of use of MOX fuel in the Genkai plant in that context.

The Cheonan ship incident, albeit it was proven out that the South Korean government’s investigation result was totally manipulated, it was abused as the pretext for Hatoyama’s claim for the need to build the US base in the Henoko AFB and for the large-scale ROK-US war exercise against North Korea and China.

We should always watch the military industry complex’s works behind any of their masks. The nuclear plant and its start of using the MOX fuel in the Kyushu will eventually threaten the people’s will to keep the article 9 in Japan, threaten the peaceful unification wish of the Koreans; and eventually threaten the peace in the Asia and world.

I send again my strong solidarity to the people in Japan who so rightly oppose against the nuclear plant and its start of using the MOX fuel in the Kyusyu area. Your strong struggle encourages and inspires us.

Thanks for reading this.

Sung-Hee Choi
Advisory board member of Korea,
Global Network against Weapons and Nuclear Power in Space
(* Living in Incheon, Korea)


(和訳)

私は韓国の市民です。

九州の玄海原発の原子炉のひとつでMOX燃料使用が開始されたニュースは、それが重大事故の危険性とその規模を増大させ、また使用済み燃料が大変な汚染ゴミになるという意味で懸念されるものです。

私はまた、同原子炉でのMOX燃料使用開始に反対して訴訟を計画している九州および日本の人々への、心からの連帯を表明したいと思います。私は昨年11月、地元の人々が日本内外での署名運動や、すわりこみ、集会などにより、力強い反対運動を起こしたため、同原発でMOX燃料を使わないでほしいという請願運動に46万以上の署名を集めたことを思い出します。

私はその運動に本当に敬意を感じましたし、そして今も、その地域全体の生態系を破壊し人間にガンをもたらすであろう、この(プルサーマル発電という)危険から皆さんの町と、自ら発言できないたくさんの命を救おうとする、同胞のみなさんの意思を強く支持します。

2003年から2年間、全羅北道の釜山の市民はこの地域に使用済み原発燃料の貯蔵施設を建設しようとする韓国政府の意図に強く反対し、道路占拠や海上抗議、学生の登校拒否などを行ったあと、最終的にそれを撤回させることに成功しました。その闘争の間、彼らのスローガンは最終的には「国家エネルギー政策の転換」に達しました。この抗議が成功したあと、彼らは自らのその主張を支えるため、小さい地域ながら自分たちの力で太陽光発電施設を建設しました。

核エネルギーと原発に対する抵抗は普遍的なものなので、私はMOX燃料使用に反対する、九州の人々の訴訟運動が成功し、それが世界を明るくする好例になることを心から希望します。

私も含め、懸念する韓国市民がまた別に持つ心配があります。それは、朝鮮半島に近い玄海原発でのMOX燃料による発電実績が今後、日本の高度な核エネルギー技術を他国に輸出するためだけでなく、日本市民とアジア諸国の両方にとって大きな脅威となり得る、核兵器産業を日本に生み出すためにも使われる恐れがあるという点です。

2010年6月26日にAFP通信が配信した、読売および朝日新聞の記事によれば、日本政府の諮問委員会が「朝鮮半島と台湾海峡における「有事」に備え、長年堅持されてきた防衛ガイドラインを緩和すべきであると政府に勧告」する、とのことでした。

このAFP通信はまた、同委員会は「さらにまた、核兵器の開発と所持、日本への持ち込みに関する無条件禁止の撤廃をも提案するが、それは戦争を行わないことを公約している国家において、物議を醸し出すことになりえよう」と伝えています。

MOXの使用は、使用済み燃料の再処理施設を必要とし、すでにそれが青森県で始まっていますが、同地での大量のプルトニウム処理は、最終的には核武装への誘惑を招く可能性があります。いえむしろ、一部の人たちが、その思惑でMOX燃料による発電を周到に計画したのかもしれません。

これは危うい状態であり、私はそういう大きな背景の中での、玄海原発でのMOX燃料使用開始について疑問を抱かずにはおられません。
韓国の哨戒艦天安号事件について言えば、韓国政府によるその事件への調査結果はまったくの不正な情報操作によるものであると証明されましたが、それでもこの天安号事件は、辺野古・キャンプシュワブに米軍基地を建設する必要性を鳩山元首相が国民に訴えるため、さらに米韓が北朝鮮と中国に対して大規模軍事演習を行うため、都合のよい口実に利用されました。

私たちは常に、正体を見せない軍産複合体の暗躍を監視すべきです。九州の玄海原発およびそこでのMOX燃料使用開始は、最終的に日本の人々の憲法九条を守ろうとする意思と、朝鮮半島の南北に分かれた人々の平和統一への意思と、そして究極的にはアジアと世界の平和を、すべて脅かすものになります。

九州の玄海原発とそこでのMOX燃料使用に対し、まさしく正義により反対されている日本のみなさんに対して、再度強い連帯の気持ちをお伝えします。みなさんの力強い闘いは私たちを激励し鼓舞します。

御拝読に感謝しつつ

Sung-Hee, Choi
宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワーク韓国アドバイザー
インチョン市在住

(2010年8月)

福島プルサーマルはMOX燃料装荷目前ですが、福島県庁前では連日の座り込み が続き、各地から抗議・メッセージが続々と届いています。地元では使用済MO X燃料に対する関心が高まっています。佐賀・九州のみなさんの頑張りに負けじ と、まだまだあきらめずに頑張ります。堅く連帯して、対政府闘争などでは文字 通り一体となって、プルサーマルを止めていきましょう。

福島老朽原発を考える会(東京都)

(2010年8月9日)

被ばく、被ばく、被ばく。
ヒバクシャ、ヒバクシャ、ヒバクシャ。

海が被ばくする。魚も被ばくする。
土が被ばくする。地下水も被ばくする。
農作物が被ばくする。草を食べた牛も被ばくする。
空が被ばくする。鳥も被ばくする。

事故がおこれば、被ばくする。
事故が起こらなくても、定期点検だけで被ばくする。

核拡散の名の下に
いらなくなったプルトニウムの捨て場計画。
プルサーマルなら、原発の敷地内に捨てられる。
それが、プルサーマル計画。

美しい故郷を高レベル廃棄物の捨て場所にする計画。
それが、プルサーマル計画。

こんな計画が進められているのに
隣の人は、何も知らずに眠ってる。
被ばくするまで、眠ってる。

これでは、いけないみんなで伝えましょう。
一人ひとりを揺り起こしましょう。
プルサーマル裁判で、揺り起こしましょう。

プルサーマル裁判を応援する会(大阪)野田照美

(2010年8月9日)

 佐賀プルサーマル裁判は、「プルサーマルは国策」として「何が何でも推進」の国に対して大きな力となり、くさびを打ち込むことになるでしょう。
 使用済みMOX燃料の「処分」についても、また「貯蔵」プールの管理についてさへ明らかにできないまま、プルサーマルを進める国の無責任さに憤りで一杯です。彼らは環境汚染や現地で放射能の危険にさらされながら生活する地元住民の不安や健康被害について全く関心はありません。
 裁判で浮き上がってくる問題点は各地でのプルサーマルにも波及していく事は間違いないです。佐賀の「100年」先を見据えた「何としてもプルサーマルを止める」熱い闘いに連帯し、私達も大阪での「高浜MOX燃料装荷をNO!」の声を高めていきたいと思います。
 地元を核のゴミ捨て場にするプルサーマル反対!子ども達に放射能に汚された未来を残したくありません。

2010年8月8日

大阪大学附属病院看護師労働組合(大阪府)

玄海原発プルサーマル裁判の会のみなさま

勇気あるみなさまの決断に心から敬意と感謝をささげます。

あまりにも危険、あまりにも愚かな、プルサーマル計画。

人々の多くは、嘘とまやかしの「現実」を見せられ続けていますが、
みなさまの行動が、一点の風穴をあけ、人々の前に真実を明らかにすると確信しています。

福島県では、8月6日に佐藤雄平知事が受け入れを表明してしまいました。
私たちもあきらめず、みなさまとともに、ここで反対の声を挙げ続けます。

2010年8月8日

STOPプルサーマル!ふくしま 宇野朗子 (福島県)

Dear Kouichi,

I am writing to offer the support of the Global Network Against Weapons & Nuclear Power in Space for your efforts to stop using MOX fuel in Genkai nuclear power plant.

As we approach the tragic anniversary of Hiroshima and Nagasaki our organization becomes more mindful about the deadly connection between nuclear power and nuclear weapons.

Our reasons for opposition to MOX are several. First it increases the risk and scale of severe accident which should be the concern of everyone.

Secondly, spent MOX fuel is too volatile and produces highly radioactive waste.

And lastly, utilization of plutonium in massive scale causes the temptation of nuclear armament. The last thing the world needs in the Asian-Pacific is more encouragement and capability to build more destablizing nuclear weapons.

Why can't Japan and other nations turn to the sun for energy instead of developing more toxic and dangerous nuclear power facilities?

We send you our best wishes in this important campaign.

In peace,

Bruce K. Gagnon
Coordinator
Global Network Against Weapons & Nuclear Power in Space


(和訳)

宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワークからのメッセージ

私は、玄海原子力発電所でのMOX燃料の使用を止めさせるための皆さんの努力に対して、「宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワーク」としての支持を表明するためにこれを書いています。

広島と長崎の悲しい記念日が近づくと、私たちグローバルネットワークは、原子力と核兵器との死のコネクションにより一層思いが至ります。

私たちはいくつかの理由でMOXに反対します。第一に、これは重大事故のリスクと規模とを増大させます。これは誰にとっても心配なことです。

第二に、使用済みMOX燃料は非常に不安定で、高い放射能の廃棄物を生じます。

そして最後に、プルトニウムを大量に利用することは核武装への誘惑を生じます。アジア太平洋において我々が一番必要としないものは、地域の平和と安定を乱す核兵器をより多く製造させるような他国への一層の奨励と、それをできるようにする技術です。

なぜ日本や他の国々は、より有毒で危険な原子力発電所に頼るのでなく、太陽エネルギーの方に向かわないのでしょうか?

私たちは、この重要な運動が成功するよう祈ります。

平和のために
ブルース・K・ギャグノン
「宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワーク」コーディネーター
2010年8月5日

ブルース・ギャグノン氏:米、「宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワーク」コーディネーター。昨年夏、広島市・朝日新聞社・平和市長会議の招待で来日し、広島での国際平和シンポジウムと長崎の平和市長会議で基調講演を、また原水協・原水禁の世界大会、そしていくつかの市民集会で講演をされました。
「宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワーク」のサイト
訳注:日本名の表記についてはご本人に確認して「ギャグノン」としています。「ギャグナン」がサウンド的にはより近いようですが、初来日の時から「ギャグノン」とされていますので,これを使います。

To: Genkai Nuclear Power Plant MOX Trial Plaintiffs

From: Dr Rebecca Johnson,
Executive Director, Acronym Institute for Disarmament Diplomacy

August 6, 2010


I am writing to express my concern about the promotion of plutonium and mixed oxide (MOX) fuel in the Genkai nuclear power plant and other nuclear power reactors.

Concerned that MOX fuel unacceptably increases the risks of serious accidents and proliferation, we support the actions of Japanese citizens to oppose and prevent the dangerous escalation of nuclear dangers through the use of MOX fuel in Japan.

Sixty-five years after Japanese people suffered so terribly from the first uses of atomic technology to bomb Hiroshima and Nagasaki, it is time to close the door on nuclear activities that increase the future threats of nuclear contamination and weapons acquisition, use and proliferation. MOX and other kinds of fuel based on plutonium and highly-enriched uranium must now be prohibited and phased out. Meeting the energy needs of Japan and the world does not require the utilisation of fuel materials that can be so readily acquired and adapted for making nuclear bombs. Our national and global energy needs can be better met through the use of sustainable and renewable energy resources. The use of MOX fuel contradicts and undermines our shared objectives to enhance public health, environmental sustainability and human security, as well as the urgent necessity to prevent the proliferation and use of nuclear weapons by anyone for any purpose whatsoever.

We support Japanese civil society’s legal and political efforts to end the use of MOX in the Genkai plant and throughout Japan, and wish you the very best in all your endeavours.


Dr Rebecca E Johnson
Executive Director, Acronym Institute for Disarmament Diplomacy
Vice President, Campaign for Nuclear Disarmament
Former Senior Advisor to the International Weapons of Mass Destruction Commission


(和訳)


玄海原発プルサーマル裁判原告団御中

          2010年8月6日

私は、玄海原子力発電所あるいは他の動力原子炉での、プルトニウムと混合酸化物(MOX)燃料使用の推進に対する私の懸念を表明するために、このメッセージを書いています。

MOX燃料による重大事故と核拡散の危険の増大が容認できないと懸念し、私たちは、日本の市民の皆さんが、自国でのMOX燃料の使用によるエスカレートする核の危険に反対し、阻止するために起こされた行動を支持いたします。

核技術の初めての使用であった、広島と長崎への原爆投下という恐ろしい被害を日本の人々が経験されて65年を経た今、放射能汚染や、核兵器の製造、使用、拡散という未来の脅威を増大させる核技術へのドアは今こそ閉じるべきです。MOX、プルトニウム、そして高濃縮ウランを使った燃料は今や禁止されるべきで、なくしていくべきです。日本と世界のエネルギー需要を満たすのに、核爆弾のためにかくも容易に入手し転用できるような燃料は必要ありません。それぞれの国の、そして地球的なエネルギー需要は、持続可能で再生可能なエネルギー源の利用を通じて満たすことが可能であり、それがより良い方法です。MOX燃料の使用は、人々の健康増進、環境の保護、そして人間の安全保障という私たちの共通の目標のみならず、核兵器の拡散や、誰によるものであろうとまたいかなる目的であろうと、核兵器が使われるのを食い止めるという緊急の必要性に対しても、いずれも矛盾し、またこれらを損なうものです。

私たちは、玄海原発や全国の原発でのMOX燃料の使用を中止させるための、日本の市民社会による法的・政治的な努力を支持致します。そして皆さんの努力が実を結ぶことをお祈りします。

レベッカ・E・ジョンソン博士
アクロニム軍縮外交研究所 エクゼクティヴ・ディレクター
核軍縮運動(CND) 副代表
国際大量破壊兵器委員会 元・上級アドバイザー

オリジナルメッセージ(pdf)
「アクロニム軍縮外交研究所」のサイト

In support of those taking legal action to stop the use of MOX fuel in Genkai nuclear power plant on 9th August 2010

I, Angie Zelter, (of Trident Ploughshares, Right Livelihood Award 2001, Sean McBride Peace Prize 1997) am writing this on 5th August 2010 to express my grave concerns about the use of MOX fuel in the Genkai nuclear power plant. I am especially concerned that MOX fuel increases the already high risks of serious accidents. The use of MOX also increases the risks of nuclear weapons proliferation.

I wholeheartedly support the legal action taken by those responsible Japanese citizens who are opposing the use of MOX fuel in Japan and thereby trying to ensure a safer world for all of us.

It is now sixty-five years since the Japanese people suffered from the horrendous use of atom bombs in Hiroshima and Nagasaki. The use of nuclear weapons then was a war crime and the continued deployment of nuclear weapons is a preparation for future war crimes. There is a strong link between the civil and military uses of nuclear technology and until our world community has stopped using war as a means for dealing with conflict, and has devised wiser and more humane ways of resolving conflicts, no country should be using MOX or any other kinds of fuel based on plutonium and highly-enriched uranium. These fuels should now be prohibited and phased out.

The energy needs of the world, including Japan, can be sustainably provided by solar, wind, wave and hydro-power without the risk of nuclear proliferation. Indeed, in a country with such a high risk of earthquakes the use of nuclear power plants is extremely unwise.

I wish you all the success you deserve in your endeavours to persuade the courts to act in the public interest and end the use of MOX in the Genkai plant and throughout Japan.

With love and hope,
Angie Zelter


(和訳)

8月9日に、玄海原子力発電所でのMOX燃料使用を止めさせるための裁判を提訴される皆様への支持メッセージ

私アンジー・ぜルターは、玄海原子力発電所でのMOX燃料使用に対して重大な懸念を表明するために、2010年8月5日にこのメッセージを書いています。

日本におけるMOX燃料の使用に反対し、それによって私たちすべてにとってのより安全な世界を確保しようと努力されている、責任ある日本市民の皆様によるこのたびの提訴を、私は心から支持致します。

日本の人々が、広島と長崎への恐るべき原爆の苦しみを経験されてから、65年が経過しました。核兵器の使用は当時でも戦争犯罪であり、核兵器の配備は未来における戦争犯罪の準備です。核技術の民間利用と軍事利用の間には密接な関連があります。私たちの地球コミュニティーが、紛争処理の手段に戦争という行為を使わず、紛争解決のためのより賢く、より人間的な方法を工夫できるまでは、いかなる国もMOX燃料や、プルトニウムあるいは高濃縮ウランを原料としたいかなる燃料も使うべきではありません。今やこれらの燃料は禁止されるべきで、なくしていくべきです。

日本も含め世界のエネルギー需要は、太陽光、風力、波力、そして水力など、核拡散の危険のないエネルギー源で持続的にまかなうことができます。実際、これほどの地震のリスクのある国での原子力発電の利用はきわめて無分別なことです。

私は、人々の利益のために法廷を説得する皆様の努力、玄海原発や日本中のMOX使用を止めさせるための皆様の努力が、成功裏に報われることをお祈りします。

愛と希望の挨拶を送ります。
アンジー・ぜルター


オリジナルメッセージ(pdf)
アンジー・ゼルダー氏:イギリスの反核・平和運動家。トライデント・プラウシェアズのメンバー。2001年にライト・ライブリフッド賞を受賞、1997に年ショーン・マクブライド賞を受賞。The Right Livelihood Awardのサイト

Dear Kouichi,

CORE [Cumbrians Opposed to a Radioactive Environment] fully supports your fight against the use of MOX fuel in nuclear reactors. We are opposed to such use because of the greater radiological risks to workers, and the additional safety and security risks to workers and the public as a result of the management and use of plutonium-based reactor fuel. Once irradiated, the management and disposal of irradiated MOX fuel presents its own special problems because of its radioactivity and toxicity.

CORE has consistantly opposed the use of MOX fuel around the world and has fought against the production of such fuel at Sellafield where the quality of some MOX fuel produced has failed to meet customer specifications.

Given the current worldwide availability of natural uranium and its relatively low market price, the use of significantly more expensive MOX fuel is an economic madness and must inevitably lead to higher electricity prices for consumers.

The use of plutonium-based MOX fuel poses a very real increase of proliferation risk globally- with commercial grade plutonium (via reprocessing) as usable for nuclear weapons (particularly 'dirty bombs') as weapons grade material. At the same time, the transport of MOX fuel by sea from Europe to Japan poses uneccessary and unacceptable safety risks to the marine environment and to en-route communities.

We wish you luck in your legal fight

Best wishes

Martin.

(仮訳)

COREからの応援メッセージ

CORE(放射能環境に反対するカンブリア州民の会)は,原子炉でのMOX燃料使用に反対する皆様の闘いを全面的に支します。私たちがそのような使用に反対するのは、労働者への放射線リスクの増大、そしてプルトニウム燃料の管理と使用の結果生じる、働者と市民に対する付随的な安全上、保安上の危険のためです。いったん使用されると、照射を受けたMOX燃料の管理と処分は、その放射能と毒性のためそれ自身で特別の問題を生じます。

COREは世界中でのMOX燃料の使用にこれまで一貫して反対し、またセラフィールドでのこのような燃料の生産に対して闘って来ました。そのセラフィールドで生産されたMOX燃料は顧客の求める仕様に適合しなかったのです。

現在の世界的な天然ウランの供給力と、市場価格の相対的な安値という状況を考えれば、相当に高価なMOX燃料を使うことは経済的に見ても正気の沙汰ではなく、消費者に対してより高い電気料金として跳ね返ってくることは避けられないでしょう。

プルトニウムによるMOX燃料の使用は,地球規模の核兵器拡散の危険をまさしく現実に増大させます。すなわち再処理による原子炉級プルトニウムでも、「汚い爆弾」として使われれば核兵器級の核物質と同等です。同時に、ヨーロッパから日本へのMOX燃料の海上輸送は、海洋環境と航路沿岸の国々に不必要かつ受け入れがたい安全上のリスクを与えます。

私たちは、みなさんの法廷での闘いがうまく行くよう祈ります。


        敬具
        マーチン

(2010年8月)

マーティン・フォアウッド氏:イギリスの「六ヶ所村」とも言うべきセラフィールドの放射能汚染問題に取り組んでおられます
CORE (Cumbrians Opposed to a Radioactive Environment)のサイト

RCサクセションのデビュー曲「宝くじは買わない」のメロディー に合わせてプルサーマルのことを歌ってみました。

http://stoprokasho.seesaa.net/article/154760092.html

プルサーマルはやめよう
だってそれは 
どうにもならないゴミを増やしちゃうんだ

プルサーマルはやめよう
だってそれは
何も決まっちゃいないデタラメなものなんだ

どんなにいいことを宣伝しても
今より良くない方へ行ってしまうだけさ

プルサーマルは要らない
だって僕は
お金で買えないものも大切にしたいんだ

2010年7月26日

高野潔樹(京都三条ラジオカフェ「STOP六ヶ所再処理」パーソナリティー)

大企業や原発に惑わされる政治家が多すぎる。
森や田畑や海のエネルギー利用と、海草や6割も捨てられている森林資源、 それらを国に力のあるうちに利用できるシステムを確立しなければ地方と都市、 大企業と零細企業の際限のない格差拡大は、いずれ国を滅ぼすことになるだろう。

もっと叫び抵抗と創造の輪を広げよう。がんばってくれ、玄海原発プルサーマル裁判の会。
2010年7月26日

なかの

プルサーマルなんて、カビの生えたような古い核燃料サイクル政策の破綻を証言しているようなもの。再処理もダメ、高速増殖炉も絶望的。それで仕方なくプルトニウム処分のため、原発で燃やしちまえ──という単純な発想の危険な行為。核武装へと進み、核拡散の懸念と輸送事故の可能性をも高めるなど、百害あって一利なし。事故の被害は原発推進、反対の人の差別なく、すべてに及んでしまう。水も空気も食べ物も、国土までも汚染され、その期間も半永久的。子孫に申し開きが立たない。
そんな愚行をやめさせるため、裁判にはぜひ勝ってもらいたいもの。マスコミも地下鉄でサリンが撒かれたと大騒ぎするなら、なんで放射能をまき散らす原子力にだんまりをつづけるのかと思えば情けない。原発で大事故が起きたら日本の経済も壊滅するのは必定だ。前々から放射能を漏らしてきたオンボロの玄海でプルサーマル?
九電さん、それって、マジっすか。
2010年7月29日

和歌山県 木次昭宏

プルサーマルを告発する会のみなさん、
「えすかばい!プルサーマル」を描きました、白です。

私の故郷、まだ母のいる佐賀の地に原発を作ることさえ
我慢ならないのに、プルサーマルなどとんでもなかこつです。

九電の言い分ば丸呑みして、やくたいもなか県民啓蒙漫画など配布した
佐賀県当局の責任も重大です。
百害あって一利のなかプルサーマルばきっぱりやめさせましょう!
2010年7月26日

白 六郎

玄海原発プルサーマル裁判の会
MOX燃料使用差し止め訴訟に寄せて

MOX燃料の使用をめぐっては高浜、福島で訴訟がなされ、結果としてMOX使用が差し止められてきました。私は福島の方々の依頼を受けて、このMOX燃料の装荷差し止めの仮処分の事件を担当し、イギリスの核専門家であるフランク・バーナビー博士と数学者の小山英之氏の証人尋問を実現しました。この裁判は結果は敗訴でしたが、東京電力の秘密主義的な対応への厳しい批判が判決に盛り込まれ、結果として福島県のMOX利用不同意に弾みをつけたものと考えています。
玄海原発では昨年12月に使用が開始されましたが、フランスメロックス社製の燃料の問題点を追求し、あわせて使用済みMOX燃料の処分方法がないことを明らかにするという明確な目的を持って、MOX燃料の使用差し止めを求める裁判を提起されることは画期的な意義があると考えます。ご健闘を祈ります。
2010年7月26日

弁護士 海渡 雄一

玄海原発のプルサーマル裁判に立ち上がったみなさま

宮城県でも、東北電力の申し入れに対し、今年3月県と石巻市・女川町がプルサーマルに同意してしまいました。が、私たちはこれまで個々に活動してきた団体のネットワーク「プルサーマル問題を考える宮城県連絡会」をつくり、共同で宮城県に申し入れるなど、これまでにない取り組みも進めてきました。
裁判はとても大変だと思いますが、いろんな形で協力・支援していくなかで、全国のNOプルサーマルの市民の力を目に見える形で結集していくことができればと思います。
原子力に頼る時代を終わらせ、放射能被害の心配のない社会を残すことが、本当に「地球にやさしい」ことだと思います。
ともに勝利の日まで、がんばりましょう!
2010年5月

わかめの会(三陸・宮城の海を放射能から守る仙台の会) 舘脇章宏

玄海原発プルサーマル裁判提訴に向けての連帯メッセージ

いま日本は、玄海、伊方そして敦賀の「もんじゅ」へと危険で無意味なプルトニウム社会へなりふり構わず突き進んでいます。
 「プルサーマルは資源のリサイクル」「CO2を出さない原発はクリーン」というマヤカシで国民を思考停止させ、既成事実を重ねることで反対を押さえつけようとする力に対し、ひるむことなく、真実の声をあげ続ける人たちがいるということに、私たちはどれだけ大きな勇気をいただいているでしょうか。
 この5年間、佐賀や九州の皆さまが、玄海原発のプルサーマルを止めるために、全力でやれること全てをやってきたのを、私たちは驚嘆しながら見て来ました。ことさら力むことなく、「当たり前の生活を守りたい」という自然な想いの帰結がこの裁判であったというところにも、地元にしっかり根をはった運動の強靭さを感じます。その簡潔で、しかし根源的な想いが、多くの人たちの共感を呼んでいます。
 玄海プルサーマル裁判は、MOX燃料の品質管理の困難さだけでなく、役たたずの国の安全基準やプルトニウム政策の欠陥を広く人々に伝える重要な裁判になるでしょう。本当の危うさを知れば、命や生活を人質にしてまでMOX燃料を使いたいという人はいないはずです。そして、どうにも扱いようのない危険な核廃棄物を際限なく生み出し続けることの無責任さに気づけば、もっとも反エコなのがプルサーマルであり、原子力だと理解するでしょう。裁判官がもし虚心坦懐で臨むなら、判決はひとつしかありません。
 中部電力は、浜岡原発4号機で秋にもプルサーマルを始めようとしています。東海地震が必ず起きる場所で耐震安全性も未確認のまま、しかも最初から被覆管に傷がついている可能性もあるMOX燃料を、ほとんど経験のないBWRで使うというのです。私たちは、ロシアンルーレットの危険な遊びから早く降りなくてはなりません。そのために、浜岡4号機でのプルサーマルを止めるととともに、玄海原発プルサーマル裁判を応援していきます。
 かならず勝利を勝ち取り、一日も早くプルトニウムを使わない、作らない社会を実現させましょう!
2010年5月

核のごみキャンペーン・中部(安楽知子)

山梨在住のものですが、原子力発電所は私も反対です。身近でないとなかなか自分の問題にはなりにくいですが、米軍基地の問題や原子力発電所、さまざまな人権問題はつながっていると思っています。

私は何年か前に、「自衛隊のイラク派兵は憲法違反」という山梨での訴訟に初めて参加したことがあります。このときは国を相手に訴訟を起こしましたが、今回の反・原発の訴訟は九州電力(株)を相手に闘っているのですね。

「自衛隊イラク派兵は違憲・市民訴訟の会山梨」には大体300名くらいの人が原告になりましたが、地裁で敗訴し高裁への上告はしませんでした。全国で14箇所くらいで争われたこの訴訟は名古屋高裁で事実上の勝利を収めることが出来ました。

この間、4月17日ですが、名古屋で「自衛隊イラク派兵違憲判決2周年記念企画」が開かれ私も行ってきました。

平和的生存権を認められたこの訴訟の意味はますます大きくなってきています。全国でいろんな分野で闘っている平和的生存権の闘いをお互いに交流をすることによって横でつなげて、1959年砂川基地闘争で勝ち取った(伊達判決)「米軍基地は憲法前文と9条に違反している」という判例からあと、恵庭・長沼・湾岸などの裁判を通じて闘ってきた裁判の経験をつなげることの大切さが話されました。

私も初めて裁判闘争に参加しましたが、先ずお上にたてつくことに勇気が要りました。また裁判を続けていくと分かるのですが、裁判官があまりにも市民よりでないことに気がつきます。それでも相手は人間ですから、人間の心を動かすことができれば少しは良い判決が出るかもしれません。

人間が制御できない物質を扱う原子力発電所を、利便性?と(儲け?)、(国防?)のために稼動させても良いのでしょうか。便利さばかり追求しても平和的生存権と共存できるのかどうか疑問です。便利さの陰には負の部分があるのです。人間の欲望を押さえてほどほどに生きる知恵が求められているのではないでしょうか。


佐藤桂子(山梨県在住)

もともと危険な原発を、プルサーマルがさらに危険にし、独占メーカーの欠陥燃料がもっと危険にします。
プルサーマル開始が強行されたとはいえ、止めるのに遅すぎる時はありません。

西尾漠(原子力資料情報室)2010年2月21日

浜岡の静岡地裁は、誰でも分かるデタラメな判決が出て、原子力に関して国・電力は信用ならない、ということが人々の目に明らかにされました。

中部電力が1,2号機を廃炉にせざるを得なくなったこと以上に、国・電力が失ったものは大きく、それは高裁の今も続いています。

裁判それ自体の勝敗よりも、裁判を起こすことで明らかになること、人々に伝わること、また次につながることの価値は相当に大きいです。そして何より、全国の仲間に元気が与えられ、またそのことで佐賀にも応援は増します。

息長く、共に頑張っていきましょう。国・電力は、必ず墓穴を掘ります。


内藤新吾

今回裁判が提起されることになり,とてもうれしく思います.できるだけ積極的に参加したいと思っています.

温暖化問題に関連して「原子力の見直し」などと言われますが,仮に原子力がCO2削減に役立つとしても,原子力発電は最も扱いにくい毒物である放射能を大量に残します.はたしてCO2を放射能に変えることが解決なのでしょうか?

仮に原子力を認めるとしても,プルサーマルには何の合理性もありません.放射能はより一層きたないものになり,しかも再処理工場では積極的に大量に環境に排出します.原爆製造との垣根は時の政府の考えだけ、ということになってしまいます.

裁判は勝つことがもちろん目的ですが,その過程でプルサーマルの問題点を社会に知らせることが出来ます.あらゆるチャンスを生かすために,共に闘いましょう.

豊島耕一(佐賀大学理工学部教授)

http://stoproasho.seesaa.net/article/131234032.html
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「本当のことを言わない人たちに贈る歌」ー上関原発建設と

玄海原発のMOX燃料装荷に反対する歌


作詞・作曲 高野潔樹

お~~~~~~~~~~~~~~い 九州電力さんよ
何で長崎の隣でプルトニウムを燃やしてしまうの?
お~~~~~~~~~~~~~~い 九州電力さんよ
何で不良品混じりのMOX燃料 原子炉に入れるの?
お~~~~~~~~~~~~~~い 佐賀県県知事さんよ
何で不良品混じりのMOX燃料ちゃんと検査しないの?

民主・自主・公開
これが原子力の三原則
民主党は情報公開させるなんて その気なんかない

腐!!

お~~~~~~~~~~~~~~い 中国電力さんよ
生き物たちの楽園をぶっ壊すのだけはやめてくれ
お~~~~~~~~~~~~~~い 中国電力さんよ
祝島島民の暮らしを金と権力で潰す権利があるのかよ
お~~~~~~~~~~~~~~い 山口県知事さんよ
見て見ぬふりが得意だな 同情するなら愛をくれ

推進している人たちは 本当のことなんか言わない
ホントのこと言わないから いつも逃げてばかりさ
俺たちの目を見ろよ ハートに語りかけて来いよ
ウァナナ ウァナナ ウァナナ

お~~~~~~~~~~~~~~い おい!!


高野潔樹(京都三条ラジオカフェ「STOP六ヶ所再処理」パーソナリティー)

 裁判に踏み切られた決意に心から敬意を表します。今世界で原発用MOX燃料を製造しているのはメロックス社だけです。メロックス社製燃料の問題点が明らかになれば、日本のプルサーマル計画全体に影響するでしょう。全国的にも非常に重要な意味をもつ裁判だと思います。福島・首都圏でも10年前に福島原発MOX使用差止裁判が闘われました。ここへ来て、福島の老朽原発にその老朽MOX燃料を使おうとする危険な動きが復活しています。協力しながらこのような動きを封じていきましょう。首都圏の地から応援しています。

福島老朽原発を考える会
空と海の放射能汚染を心配する市民の会
阪上 武

秋田県白神山地から応援メッセージです。


白神山地のブナ原生林は、1万年もの間戦争を選ばなかった縄文文化を育んだ
いのちの森です。


大規模林道建設を阻止して遺った奇跡の森です。

森ではぐくまれた湧水は、川へ、里へ、沼や湖へ、海へ、そして、空へとのぼってゆきます。ここで暮らしていると、いのちが眼にみえます。

きょう、地元でおいしいお菓子をつくっている職人さんと話をしました。お菓子づくりに参加する人たちに必ず聞くことがあります。

「私たちにとって、とっても大切なものが2つあるけどなんでしょう?」

ほとんどの人はわからない。「それは、空気と水です」

先人たちは、私たち子孫が、心身豊かに、安らかに暮らしていけるように、きれいな空気と水を手渡してくれました。

私は、あらゆる生きものたちと共に、きれいな空気を吸って、森のたくわえた湧水を飲んで暮らしてゆきたいのです。

原子力によるこれ以上の被害、過ちを、いまここで、やめたいのです。

私の住む秋田県では、世界初の小型風力発電、スパイラルマグナス風車が開発されています。

小型水力発電も、導入された地域があります。

いまこそ、多様ないのちのありようを大事にしてきた縄文人の子孫として、力を合わせていきましょう。

日本各地で、それぞれにもっともあったやり方で、エネルギーの自給を始めましょう。そのための一歩として、

ここで、仲間たちと出会いたいのです。

こころと手を合わせてゆきましょう。


小坂球実(白神山地きみまち舎 代表)

プルサーマルはあたかもリサイクルでエコかのように宣伝しているがそれほまったく違う。
フランスやイギリスに使用済核燃料を送り再処理したことでかの地に放射能汚染をもたらし、輸送の過程で様々な国々にもめいわくをかけ、目下、玄海原発の炉心にあるプルサーマル燃料は従来の燃料よりもずっとずっと放射能毒性が高く燃料の値段も高い。
使った後はどこにも行きようがないし、使い道もまったくない。
未来永劫に激しい毒性が残るこの使用済核燃料の責任を誰も取ろうとしていない。だからこそ、責任を果たそうとする市民の意思が今回の裁判を支えている。問題を起こす側から解決する側に回る、そんな時代の先駆けを担う、これらの人々に心から共感しています。 共感のネットワークが広がっていくように!

メッセージだけですみません。
本当に応援しております。

鎌中 ひとみ(映像作家)

毎年、冬の間は孟宗竹の間伐を100本ほどします。この作業をするたびに竹のスゴサを思い知ります。

旺盛な生命力はもちろん驚異ですが、切るときに皮一枚残しても最後まで根元にくっついている、しぶとさ。

強風のときには、しなやかに枝を揺らせてやり過ごします。つまり、決してポキンと折れないのです。

竹の橋が各地で使われていることでも、その強靭さはおわかりでしょう。

命を足蹴にする横暴な行為に立ち向かうとき、この竹のたくましさだけでなく、しなやかさに学ばねばと

思います。大いに地下茎を張り巡らせましょう!


大原洋子(脱原発大分ネットワーク)

しぶとくあきらめず、多くの困難を跳ね返し、そして新たな力を結集して裁判闘争に進まれる皆さんに、心から敬意を表します。
 佐賀と九州の皆さんの裁判闘争は、プルサーマル反対運動のフロントとして、全国の運動を鼓舞してくれるでしょう。私達も関電プルサーマルを阻止するために全力をあげます。

連帯の絆を一層固くして歩んでいきましょう。


美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会